今日は、姿勢分析の日。
『分析』の意味とは?
国語辞書によれば、複雑な事柄を一つ一つの要素や成分に分け、
その構成などを明らかにすること。
コースでは毎回、姿勢をしっかりと観察、分析することによって
お客様の希望や身体の機能として必要なことを瞬時に見極めること
をインストラクターは課せられるのだ!
姿勢を観察(物事の状態や変化を客観的に注意深く見ること)だけでなく、
もっと細かくわけて構成などを明らかにすることが大事なのです。
結果的には、安全にそして効果的なピラティスを提供することが目的なのです。
STOTT PILATESのコースでは必ずここにメソッドが注目をおいたことで、
確かに難しいが、インストラクターとしては大事なお客様の体をお預かり
する立場だから、不可欠な内容なんです。このような点もしっかりコースを
通して勉強できるのも養成コースの強みのひとつでしょう

今日の復習は「膝関節を前面から見る」
正確には大腿脛骨角で評価する。(大腿骨と脛骨でできる角度)
男女差は若干あるがおよそ175度以内が理想的。
図では大腿骨に薄い点線が入っていますね。これと脛骨の角度を
計測するんです。
目と触診で確認する場合は、ASIS(上前腸骨棘)から
脛骨中心までを観察する(図では赤線)

左図はASIS(上前腸骨棘)から脛骨中心までを結ぶ線に対して
膝関節は明らかに内側に入る。これをX脚と呼んでいる。
右図は膝関節は明らかに外側に逸脱する。すなわちこれがO脚。
実際は、上に覆いかぶさる筋肉をみているのではなく骨の構成
そのものをしっかりと分析したいのですね。
さて、姿勢はつねに変化をします。いつもピラティスで使用する
グッズや器具は自分の姿勢のためにどう役立っているのか知りたい
ですよね。インストラクターはこれに答えていくのです。
さあ、30人以上の姿勢を分析しよう!
私は、一度大阪に明日、戻ります!

おおさか、おおさか、ふくおか、ふくおか